|

水戸は長い歴史と、起伏に富んだ地の利を持つ都市だと私たちは考えます。さらに、文武両方のファクターを持ち合わせ、常に中央に影から影響を与えている側面も持ち合わせています。ですが、近年、その過去の資産も地の利もうまく活かせていないというのが現状ではないでしょうか。
デザインの面から考えると、水戸芸術館の存在、カフェイン水戸の開催、2004年のReデザインの流れ、文化デザイナー学院の泉町への移転、発信型のショップのオープンなど着実にクリエイティブな環境は整いつつあります。また、インターネットの発達や大規模店舗の進出、新京成百貨店首のオープンなど都内との情報格差の壁が取り払われつつあります。
そんな状況の中、水戸という都市の魅力づくり=水戸独自のデザインの重要性がますます高まっています。私たちは考えました。水戸独自のデザインを引き出す「キー」を作っていけないかと。
これを受けて企画したのが「水戸デザインフェス=MDF」。
デザインに携わるものだけのものだけではなく、もっと広い意味で水戸に関わる人が参加できる「水戸のお祭り」として企画することで、よりリアルで、より多くの人がコミットできる媒体になると信じています。また、年1回継続開催することで、水戸の新しいタイプのお祭りとして定着していけば、そこからまた何か生まれていくことを期待するものです。
昨年の第2回目のエコバッグ展は、多くの観客に観覧いただき成功を納めました。特にTシャツファッションショーやライブを行ったクロージングパーティには200人以上のお客様が訪れ、デザインやイベントにコミットする要素が高い事が裏付けられたともいえます。この火を絶やすことなく、また、新しい価値観を示せるシステムとして続けて行きたいと考えております。
MDF実行委員会
|